境内を有効に利用したいとの要望で、鐘楼を配置変更する事になりました。建物は小さいですが四つ脚といってバランスをこわしたら倒壊しやすい建物なので、いつもより気をつかう工事でした。鐘楼も目立って良くなったと思います。
文化財の建物の柱・土台が傷んでいたので、柱の根継ぎ、基礎石のレベル修正・土台の入れ替えをする為,
今回、家上げ(ジャッキアップ)を担当させて頂きました
マンション建設に伴い、境界の塀(ブロック積み)が地盤の掘削などの影響で傾いたのでそれを垂直に修正しました。この様に作り直しをせずに傾いているもの(建物以外でも)を修正も出来ますし、動かす事も出来るんです♪
輪蔵(りんぞう)とは、寺院に設けられる経蔵の一種です。経蔵の中央に、心柱に沿って回転させることが可能な八角形の書架で、そこに大蔵経を収納した形式のものです(回転式書架)。一般には、この経蔵を回転させると、それだけで経典を読誦したのと同等の御利益が得られるものと信じられているそうです。 このありがたい文化財の輪蔵を移動工事をさせて頂きました。
九州いや日本でも有名な神社の授与所(お札を受ける所)を曳き家しました。
クレーンがとどかない場所の大きな石燈籠を沈下修正しました
文化財の建物を土台入替え・柱の根継ぎができる様、50cm程度ジャッキアップしています。
約100mの距離を移動中
クレーンで動かしました
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貯水タンクの沈下修正・基礎はそのままでタンクのみジャッキアップして水平にしました。
日本最大級の廻り舞台をもつ芝居小屋の不陸調整工事を担当させて頂きました。建物も大きく柱の通り直し等、大変苦労しました。この建物は大雨による水害でかなりのダメージを受けましたが、全国からの支援で立派に復興されました。この復興の工事に少しでも携われた事はとても光栄でした。
建物を水平にした事で基礎から4cm程度揚がった状態になります(手前)。基礎との間に隙間ができているのでその隙間にモルタルセメントを詰めていきます。
神社の神門と透き塀を持ち上げた状態です。
最近、頻繁に発生するゲリラ豪雨による水害で1m50cm程、浸水した小屋を、母屋の高さまでジャッキアップしました。又、起こりうるゲリラ豪雨に備えての工事です。
2階建ての鉄骨造工場の移動中
軒先のたわみを補う為に、今回特注で補強柱を造り設置しました。隅木の勾配(こうばい)合わせが苦労しました
◆素材;鋼管の溝付けメッキ材